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ララと鎧掛松の謎を追え!(編集中0~1まで).mp4_snapshot_01.4

ショートムービー

「大田区八景坂の松の伝説 ~ ララと鎧掛松の謎を追え!」​

 

大田区のミュージカルスクール「Mミュージック」さんとのコラボ企画です。

JR大森駅の周辺は、昔は大変景色が良く、東京湾から房総半島まで見ることが出来たそうです。人々はその景色の素晴らしさに、この場所を「八景坂」と呼び、眺めを楽しんだそうです。

 

そしてこの地にはもう一つ、興味深い伝説の話があります。昔、この場所には大きな松の木が立っていて、時は平安時代、鎌倉幕府を開いた事で有名な源頼朝の先祖である、源義家が、戦に向かう途中、ここを通った際、そのあまりの景色の綺麗さに足を止め、鎧を脱いで松の木に掛け、ここで眺めを見て休んだそうです。そして、それを見た人々が、その大きな松の木を『鎧掛松』と呼ぶようになったそうです。

 

今は無くなってしまった伝説の松の木の真実を求めて、子供たちがドラマ仕立てで追いかけるショートムービーです。

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ララと鎧掛松の謎を追え!(粗編集0~ラストまで通し4).mp4_snapshot
ララと鎧掛松の謎を追え!(粗編集0~ラストまで通し4).mp4_snapshot
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◆作品情報◆

-作品時間-

約20分

-協力-

大森駅ビル ララ、天祖神社、Mミュージック、大田区立郷土博物館

-企画・脚本・撮影・編集・監督-

鈴木公成

◆作品解説(編集を終えて)◆

まず第一に、本作は、「映像作品の練習」という位置づけの作品で、出演者も撮影側も手作りで作っておりますので、やや粗のある部分があるかもしれません。特に音声につきましては、録音スタッフがおらず、カメラ付属のマイクで録音しておりましたので、環境音等が気になるかもしれません。ここは次回に向けての課題にしたいと思います。しかし、出演者の皆さんは、一生懸命演じておられますので、そこを見て頂きたいと思います。

第二に、作品の題材は、大田区の八景坂の鎧掛松を選んだ訳ですが、調べていく内に、言い伝えが諸説ある事がわかり、どのように纏めるか考えました。当然、博物館にも話を聞いた訳ですが、作品中で、「絶対的にこの説が正しい」と言ってしまう事は難しく、無難な纏め方にしました。個人的な見解ですが、言い伝えが諸説ある原因については、「松の代」の問題があるのではないかと思いました。どういう事かと申しますと、まず、「初代の松」がある時に倒れた。すると、地域の人達が、近くにあった2番目に大きな松を「2代目の松」として扱い、神社に移して祀った。次に2代目の松が倒れ、また別の松を「3代目の松」と呼び、それが倒れると、その切り株だけを祀るようになった。そういった話(※この話も推察です)が言い伝えられていく内に、主語から「何代目の~」という部分が消えてしまったのだと思います。そうして、松のあった場所や、倒れた時期が誤って伝えられ、諸説あるようになってしまったのではないかと思います。これは私見ですので、気になる方は、大田区郷土博物館に尋ねてみると良いかもしれません。(下記の資料「大田区史誌21号」も是非御覧ください

◆資料「浮世絵」等◆

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歌川広重「江戸名所百景 八景坂鎧掛松」
昇斎(歌川重次)「東都名所 八景坂」.jpg
昇斎(歌川重次)「東都名所 八景坂」
歌川広重(二代)「江戸名所図会 八景坂夕栄」.jpg
歌川広重(二代)「江戸名所図会 八景坂夕栄」
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◆資料「大田区史誌21号」◆

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